JR東日本のICカード・Suicaの情報(ビッグデータ)が、6月に発売されて、利用者から猛烈な反感を買い、一旦販売中止になりました。
これは最近流行のビックデータ!
Suicaから得られる大量のデータを分析して、企業のマーケティングに役立たせる事を目的にしています。
どの駅で乗車し、どの駅で降車し、途中自動販売機やキオスクなどで清算したものが、JR東日本のICカード・Suicaのデータセンターに集約されています。
Suicaは再発行を可能とするために、住所、氏名、年齢、電話番号などが最初に登録されているため、紛失した場合でも簡単に再発行が可能になっています。
裏を返せば、JR東日本のICカード・Suicaをはじめ PASMO、PiTaPa、ICOCAなど、電鉄系のICカードは
- 誰が?
- どこで?
- 何を買い?
- どこでチャージし(クレジットカード会社)
- どこまで行ったか
など、全ての情報を入手しています。
商品を売りたい企業や会社からすれば「宝の山」の情報になります。
Suicaの情報はJR東日本が管理していますが、販売内容は個人情報ではないとの事?
仮に、個人情報は販売していなかったとしても
- 20代男性が
- JRi板橋駅乗車、埼京線経由、渋谷駅下車
- ○○月○○日 ○○時○○分
- 渋谷駅構内のBOOK EXPRESS渋谷店で
- 少年ジャンプを購入
などの情報を販売する可能性があるという事です。
少なくとも、JR東日本のSuicaデータには、個人情報がひも付けされているので、JR東日本は全て把握している事になります。
データの正しい使い方としては、事件などで防犯カメラと併用して活用されていますが、個人的にはデータの切り売りは気持ちのいいものもありません。
再販を予定しているので、データの収集拒否も出来るので、JR東日本HPにアクセスしてみて下さい。
期限は2013 年 9 月 25 日
http://www.jreast.co.jp/pdf/20130725_suica.pdf